セミコンGP2017 PCトラブルの失敗学的な考察 その1
ドラマ系エンジニア 神取です。
私の大好きな「セミナーコンテスト」。その全国大会が、1/29日 京都のロームシアターで行われました。
今日、書きたいことの趣旨は、
≪ PCトラブルの失敗学的な考察 ≫
です。少し、お堅い内容なので、1人くらいしか理解できないかも・・・とは思いながら、それでもいいや!と思って記載します。
PREP法で書くと。
①結論:セミコンGP2018では、失敗学の『原因/経路/結果』の3つを、
次回はブレインストーミングしておきたい。
②理由:トラブルは、確率論です。ハインリッヒの法則に従う。必ず発生する。
③具体例:今回の事例。材料に使用したい。
④再度、結論:同上。
さて、どこから書き始めましょうかね。
まずは、どんな大会だったか。私が書くより、分かりやすいページを参照。
古谷 維久子さんの記載は、分かりやすいです!(笑)
<http://ameblo.jp/furuya-posture/entry-12238915964.html>
どんなトラブルが起こったか、ですが。
PCスタッフ 葛石さんが、経過を記載してくれています。文章で読んだ方が、経緯が分かると思います。⇒私は割愛(笑)。
簡単に図にすると。
<トラブル前の、PC環境> 野村比呂士さん作図。
※1 ロームシアターが、右下のグレー部。
・画像と音声ケーブル、の2本が渡されて来ます。
※2 用意したPCは、4台。目的は2種類。緊急用に2台。つまり2x2=4台です。
※3 1つのVGA信号を、ELECOM製VSP-A2で、増幅分岐しています。
こまかな所は、割愛。
<トラブル後の、PC環境> 野村比呂士さん作図より、赤入(神取)。
『VSP-A2:VGAの2分岐パーツ』が、壊れる事を想定していなかった。
トラブルが発生したので、治ることは無い!と判断
⇒ 使用しない方法を考えた ⇒ 青色の線を、急きょ接続。
VSP-A2の中を、開けてみないと、故障の真因は分かりませんが。
私は、シアター側から来たノイズ(サージ)で、VSP-A2の画像ICが焼けてしまった?のでは、と推測しています。
これを2台用意していたとしても、確率論なので。サージノイズを抑えないと、2台目も時間の問題で壊れていたかも・・・と考えています。
私の考える「将来の対策案」は、自分たちの用意した物以外との接続口に、サージ吸収用のフェライトコアを巻き付ける、、です。
時間が無くなってきたので、内容を端折ります。
と、思いましたが。長くなってきたので、一旦、ここで区切ります。
次は、いよいよ『失敗学』による
「なぜ起きたのか(原因)」
「どうしたら防げるか(経過)」
「何を想定したらよいか(結果)」
です。
図:失敗シナリオの立体表現
ドラマ系エンジニア 神取でした。